2014-01-01から1年間の記事一覧

【Report】第6回スマイルパーティー

2014年11月24日(祝)第6回スマイルパーティーが開催された。このパーティーは、初代ブレストセンター長N先生の発案により2009年から毎年開催されている、当ブレストセンターに通院する方々と当院スタッフとの交流会である。今年のテーマは(…

<和みの一枚>「粧ふ」

俳句の季語に「山粧ふ(やまよそう)」という言葉があるそうですが、まさにこの「粧」の字がぴったりの季節に……いやはや、いつの間にかなりましたナ。ニルバが忙しさにかまけてブログ執筆をあと回しにしているうちに……すみません、今年も冬眠を控え、また心…

<和みの一枚>天空に語らう編

ウッズ先生とテラスちゃんの 使えなくなった医療用テープ による合作です!

ある夫妻の風景

朝、診療前のテレサ先生がニルバ邸のまえを通りざま、ピノコさんに声をかけた。「ラテを買いに行くけど、一緒に来ない?」 そして、“ラテ”と聞いて添え菓子を想像しピクンとはね起きたニルバを見やり、「あ、ニルバも、よかったら」と笑顔でつけ加えた。病院…

御礼―ニルバより

先月、ニルバ宛の写真とお便りをそっと届けてくださったブログ読者さまへ御礼がおそくなりましたが、お心をお運びくださり、誠にありがとうございました。チームのメンバーたちと嬉しく拝見しました。「ニルバにぴったりの写真をみつけたので」と添えていた…

Tくんの美術館3

小児病棟に長期入院後、絵を描くことにめざめたブレストセンター付ナースのご子息Tくんが、医局内美術館に3度目の新作をとどけてくれました。第3回展覧作品3点のタイトルは、「深海」「ビー玉」「ビックリこうさくスペース・マウンテン」。今回はなんと…

人生を導いてくれる目的

ピノコさんが、ここのところすこぶる気がない。かろうじてドクターやナースたちの前ではいつもの笑顔で立ちふるまうものの、席につくやいなや深くため息をつき、コンピュータの陰に身をひそめる。人間界の悲喜こもごものすべてを、カエルであるニルバは知る…

クラフトマンシップ

花の独身時代に山あいの工場でゴルフクラブを作っていたという不思議な経歴をもつピノコさんが、以前、「ゴルフクラブ削っとらんかったら、仏師になっとった」と職場の“名人”が言っていた、と話してくれたことがある。われらがアート・ディレクター、ウッズ…

Tくんの美術館2

小児病棟に長期入院後、せきを切ったように絵を描きはじめたブレストセンター付ナースのご子息Tくんが、医局内美術館に春の新作をとどけてくれました。第2回展覧作品3点のタイトルは、「しゃぼん玉」「星の一生」「ママとウルトラ一族」。 わずかの間の成…

開閉式?!

いつも時計を手にした白うさぎのようにニルバのまえを通過するレノン先生が、ある日の午後、にこやかに医局に登場した。「あら、先生。落ち着かれましたか?」 コーヒーを手におもむろにニルバ家の裏庭に腰をおろすレノン先生に、キーボードを打ちながらピノ…

【Report】第5回スマイルパーティー

2013年11月23日、第5回スマイルパーティーが開催された。スマイルパーティーとは、初代ブレストセンター長N先生の発案により2009年から毎年開催されている、当ブレストセンターに通院する方とスタッフの交流パーティーである。今回初の試みと…

<和みの一枚>寒木瓜編

雪に映える寒木瓜(カンボケ)の花と、午年をかけめぐる「折り紙の白馬」のコラボレーションです。

コーヒーブレイク

不覚にもニルバがウトっとした昼下がり、手術着姿のウッズ先生が音もなく医局にあらわれた。「やあ、ニルバ。調子はどう?」 笑顔をふりまき、いつも通り、真っ先にコーヒーメーカーのもとへ向かうウッズ先生。 「お、なんだこのコーヒー。煮詰まってて渋い…

年頭のごあいさつ2014

新年あけましておめでとうございます。昨年2013年は、900名以上の乳がんと診断された方々と共に歩ませていただいた1年でした。それぞれの人生を抱えながら日々治療をつづける患者さんお1人お1人に、ブレストセンター一同、本年も心を一つにして寄…