かえるシリーズ
ピノコさんから先月、「これ、テラスから」といってチョコレートをもらった。といっても、チョコレートは付属品で、メインのギフトはテラスちゃん(9歳)作のかえる(ボク?)の絵本だった。
じつは、冬休みにボランティア活動のため医局へやってきたとき、絵をかくことが好きなテラスちゃんは、あき時間にさらさらと何かを描いていたのだが、そのときなんとなくチラチラとこちらに向けられる視線を感じていたのだ。
そこで、ちょっとドキドキしながら中をひらくと――
<歌いがえる>
「口がほんとうに歌ってるみたい! こどもの表現力ってすごいわね」(テレサ先生)
<マスクがえる>
「なるほど、いかにもびょういんにいそうなカエルだわ」(タマヨさん)
<おいしゃさんがえる>
「……え〜これ、ボク?」(ランナー先生)
*後にテラスちゃんがピノコさんに語ったところによると、「ヘッドライトをつけたんだけれど、かえるさんにはひたいがないからここになっちゃった」とのこと。
<おうえんがえる>
「いかにも気合入ってなさそ〜な応援団員だな」(テラスちゃんの絵の師匠でもあるウッズ先生)
……う〜ん、モデル(?)としてはちょっと恥ずかしいけれど、チョコレートにまさる嬉しい贈り物でした!